令和2年7月17日に長崎県立五島高等学校にて「浄化槽について」というテーマで環境学習を開催しました。生徒17名が参加し、浄化槽の構造や汚水を浄化する原理、浄化槽の使用方法等について学習を行いました。
浄化槽の基本的な内容の話から浄化槽の処理能力や維持管理の方法についてはパワーポイントを使用し説明を行い、その構造については浄化槽のミニチュアモデルを使用し、学習しました。浄化槽内で浄化に欠かせない微生物については、実際に観察された画像や動画を使用しながら紹介しました。
また、五島高校に設置してある浄化槽を単位装置ごとに流入から放流まで、説明を交えながら見学しました。浄化槽の内部を初めて見る生徒達からは、各単位装置の役割や処理方法について沢山の質問をいただきました。
浄化槽の性能を評価するために、浄化槽の処理前後の水と福江川の水をCODパックテストで測定し、その測定結果を比較考察しました。実験は生徒達の関心も高く、熱心に取り組んでいました。